「………」


あれ?

返事がない。

あたしは、恭介の顔を見た。

恭介は、凄く驚いていて、静止していた。


「ま……じ?」

「じゃぁ、やめる??」

恭介は大きく首を振った。

「っしゃあああああぁぁぁ!!」

「きゃっ」

恭介はあたしを抱き寄せて、

「ぜってぇ、誰にも渡さねぇ」


そう言って、

あたし



恭介は

キス

をした―――――









【end】