チョコよりも甘く

「あーあ。行っちゃったね」



カーテン越しに聞こえる声。

開けてみると、玲汰が目を覚まし、こっちを見ていた。




「れ、玲汰!ちゃんと寝てなきゃダメだよっ」

紗姫は玲汰に冷えピタを渡した。





もしかして聞いてた?
そんなことないよね…

妊娠なんてことが広まったら大変…







「お前ってホント淫乱だな、」




…今、なんて?





「え…」





まさか…そっちも聞いてたの?






「丸聞こえ。…んな可愛い声だしてんじゃねーよ」




玲汰は立ち上がり、隣に座ってきた。


「や、だから何にもしてないって…//」






そして、


紗姫の乱れたスカートの中に手を入れてきた。





「きゃっ!!!!!やめてよっ」


紗姫は玲汰から離れた。