幼なじみは弱虫boy!?

俺は久しぶりに乗るバイクを凄いスピードで発進させた


「凛香!」


どうか間に合ってくれ!!!



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「さぁ…始めようか?凛香ちゃん♪」

『いや…来ないで……』

「ふふっ逃げても無駄だよ?」

『止めて!!!!』


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俺は倉庫に着くと、扉を勢いよく蹴り飛ばした


バンッッッッッ!!!!!!!


「……やっと来た~」

「縺……」

「ん?」

「凛香は……どこだ?」


俺が静かに聞くと、縺はクスッと笑って……


「さぁね?」


その瞬間俺の中の糸がプチッと音を立てて切れた


「どこだって聞いてんだよ!!!!」


そして俺は縺に殴りかかった


でも……


縺はそれを軽々とよけた


「!!」

「俺だって颯真がいなかった3年間……何もしてなかった訳じゃねぇんだぜ?」

「っく!」


まさかここまで強くなってるとは……


「てか颯真……弱くなったんじゃね?」

「そうだな……3年間もしてなかったから…鈍ったよ……でもな…」

「?」

「お前は俺に勝てない」

「!!」


俺はそう言うと縺に満面の笑みを見せた


でもまた真顔に戻って


「ここからは…本気でいくぜ?」

「……それは楽しみだな♪」


俺達はそう言うと


一気に殴りかかった


「ははっやっぱり颯真は強いな~♪やりがいがあるよ!」

「うるせー、黙ってろ」


どちらも一歩も譲らない戦い


それを周りの龍王のメンバーが見ていた