「うぅ……痛いよ…」

『答えてよ!!』


すると颯真は涙目になりながら


「遅刻しそうだから部屋まで起こしにきたの!
凛香ちゃん今何時か知ってる?」

『えっ?今……?』


あたしは枕元に置いてある時計を見た


そして今の時刻は…


『は、8時!?』

「だから言ったじゃん」

『と、と、とりあえず、颯真は外で待ってて!!急いで準備するから!!!』

「……分かった」


それからあたしは10分で準備を終わらせた


あたしって天才じゃない!?


って……そうじゃなかった!!


『颯真早く行くよ!!』


あたしはすごいスピードで道を走った


「えぇ!?ま、待ってよ~!」


そんなあたしに一生懸命着いてくる颯真


そしてなんとかあたし達は遅刻せずにすんだ