男子校の秘密【BL】

「……っ!?」

俺は「まさか」と思ってそいつを見上げた。

予感的中。

「そいつ」は、琉賀斉之だった。

琉賀は俺より10㎝ほど背が高いため、少しだけ見上げることになる。

それが更に俺の神経を逆撫でする。