Black or White





___ガラッ


慎重に開けたつもりだったが思ったより音が出てしまった

条件反射というものだろうか、教室の視線がこちらに集まる

そして、私達の髪の色を見て目を見張った


___なぁ、あいつらが例の優等生だろ?

___なんでも初等部の頃から連続でSクラスらしいぜ

___うっわ、マジで?!



___特に薄桃色の髪の子。
実技、連続学年トップの天才だってよ



窓際の男子生徒達が小声で騒いだ

しかし静まり返った教室では、小声で喋ったところで筒抜けになってしまう


その男子生徒の会話をきっかけに一斉に教室がざわめきだす


こちらを指で指さしたり、チラチラ見たり

まるで珍しい動物を見たような視線がこちらへ寄越される


徐々に視線は、先程の男子の一言のせいで私だけに向けられるようになった