先輩、私のこと好きですか…?







「リナー、帰ろー」






「うん。ちょっと待って」






私は急いで準備して席を立った。





今日は私と絢ちゃんと新と篠崎くんでいつものカフェに行くから楽しみ!




「ねぇ、リナ、神崎先輩あそこにいるよ。」






絢ちゃんは階段の方を指差す。







「あっ、本当だ。あの、ちょっと行ってきてもいい?」






文化祭に誘うチャンスを神様がくれたのかも。






「うん、いいよ。先カフェ向かってるね。」




「はーい」



私は先輩の元へと足を速めた。