「でね、今日は神崎先輩に送ってもらえて、しかも頭ポンッてされたの!」
きゃー!
思い出しただけで赤面しちゃう。
『それはよかったね!』
先輩と帰った報告を電話で絢ちゃんにしている。
今日はほんとに幸せだったな。
「明日またお弁当作ってこうと思うんだけど、絢ちゃんは反対?」
『ううん、いいと思うよ。とりあえず作戦は成功したし。』
「じゃあ、また明日から先輩のところに行く 。」
『そうだね。リナ頑張って!応援してるよ。』
「絢ちゃんありがとう!おやすみなさい」
『うん、おやすみー』
今日はよく眠れそう。
先輩が夢に出てきたりしないかな〜。
そんなことを想像しながら眠りにつく。