「ママに聞いたら、本当のことを教えてくれて…。神崎先輩のお父さんは私のパパの親友だったそうです。
私のパパ写真家で、私と写ってる写真1枚もなくて、つい神崎先輩のお父さんの写真を、ママは私のパパの写真として使ってしまったんです……
私昨日までそのこと、知らなくて……
1人で傷つきたくないって思って、悩んで…
神崎先輩と別れてしまいました……
本当ごめんなさい。
でも、これだけは伝えなきゃと思って…」
私はふーと深呼吸をする。
「神崎先輩、大好きです。嫌われててもずっと、ずーっと大好きです!」
いくら考えても大好きしか出てこなかった。
これが私が1番神崎先輩に言いたかった言葉。
悩んで悩んで出した言葉。


