朝食も食べ終わり玄関へ行こうと、リビングのドアを開ける。
「行ってきます。」
「あ、リナ!ママわかっちゃった!」
ママは私を呼び止めて、ふふーん!と得意げな笑みを見せてきた。
「何が?」
「リナが気合入れた理由よ!隼人くんに会いに行くんでしょ!
振られても慰めたげるからね♪
でも、リナから振ったのにまだ好きで、もう一度告白って……本当ひどい話よねー。嫌われてないといいわね?」
うっ。そうなんだけど…
こっちも嫌われてる覚悟で行のに…
応援くらいしてほしいよ……
図星すぎて何も言えないけど…
私がへこんでるのを察したのか、ママは頭にポンっと手を乗せたかと思うと、
「意地悪してごめんね。落ち込むリナが可愛いからつい。きっと嫌われてないわよ。大丈夫。大丈夫。
リナ頑張ってね。」
ママはにっこりとそう言って私の頭を撫で撫でしてくれた。
ちょっと元気出たかも。
「ママありがとう!私頑張るね。」


