「夜ご飯冷めちゃったね。温め直す?」
「そうしましょうか。それより、リナ、今聞くのもどうかと思うんだけど……
なんで急に誠二さんのこと知りたくなったの?」
あ、そっか。
私理由も何も言わずにママにパパのこと聞いたんだった。
「えっと、あのね、私、彼氏できたんだ。」
ママにこんな話するのなんか照れる…///
「え、あらあら〜。いつの間に…。でもそのリナの彼氏が誠二さんとどんな関係があるの?」
「あの、私の、彼氏っていうのが…
神崎隼人先輩なの。だから、その、神崎さんの息子で……この前先輩のお父さんに会ってね…
実は私と先輩は兄弟なんじゃないかってずっと悩んでたの。」
「………そうだったのね。本当にごめんなさい。私が勝手なことして、神崎さんをお父さんだと思い込ませて…
好きな人が兄弟なんて…辛いわよね。」
「うん…ちょっとね……でも新とか絢ちゃんとかたくさん励ましてもらったから乗り越えられたよ!」
ママはふふっと微笑む。
「いい友達を持ってリナは幸せものね。
あ、その神崎隼人くんだっけ?隼人くんも一緒に悩んだの?
だとしたら本当に悪いことしたわね…」
「あ、私、神崎先輩とは別れたんだ。」
だって言えるわけないよ。
実は兄弟なの!なんて…


