下駄箱に着き、靴を取ろうとすると手首をガシッと掴まれた。 え、え、 振り向いたら、息を切らして走ってきたであろう隼人先輩の姿があった。 「はあー。最初っからこっちくればよかった。やっと会えたな。」 そう言って私に微笑みかけてくる。 やめて、そんな顔しないでよ。 私は先輩から目をそらして、 「隼人先輩、離してください…。もう、別れたんですから。」