「隼人先輩、私のことそんなに長く好きでいてくれたんですね。」



「そ、そうだな。なんかストーカーみたいでごめんな。」




「全然大丈夫です!むしろ嬉しいです」




先輩が私のこと中学生のときから知ってるなんて思いもしなかった。


私って思ってた以上に愛されてたんだな。





「はーい!では次は16番目の浅岡菜々子さん!どうぞ。」




話してる間にいつの間にか告白大会は進んでいた。


もう16番目か。あと1人で終わりだ。



最初以外私と隼人先輩は呼ばれなかった。やっぱり絶対振られるのに告白なんてしないよね。



緊張して損しちゃったよ。