先輩、私のこと好きですか…?




「告白大会に出る人集めてて、鈴木リナちゃんと神崎隼人だよな?」



告白大会?私応募なんてしてないけど…



「そうですけど…私告白なんてしませんよ?」



何かの手違いなんじゃ…



「違う違う、そうじゃなくて!告白されるの!」



告白される⁉

どうしよう…うまく断れるかな?第一、私なんかに誰が告白してくれるんだろ?




「不参加とかできないわけ?どうせ気持ちには答えらんないし。」



その手がありましたね!



隼人先輩頭いいな。




「げ、今からは変えられねーよ。向こうも頑張って出てるのにそれは可哀想だろ?もうすぐ始まるから、とりあえずきてきて!」




私達は無理矢理引っ張られ体育館まで連れてかれた。