「うん、知ってた!リナは本当に忘れてるなぁって思ったけど。森谷私のことチラ見してたから。」
え?知ってたの⁉
「チラ見って…変な言い方すんなよ。」
新がムッとする。
ち、チラ見って…!
やっぱり新は絢ちゃんが好きなのかな?
そんなことを考えていると、
「ごめーん。ていうかさ、怒ってたのも冗談だよ。リナに通じないとは思わなかったよ。」
絢ちゃんがケラケラ笑い出す。
気づかなかった…本気で怒ったと思って焦っちゃったよ。
「絢ちゃん、女優になれるよ」
私は絢ちゃんの肩にポンっと手をのせた。
「そぉ?ありがとね♪」
「ていうかそろそろ行かないと遅れるぞ」
「嘘、もうそんな時間⁉絢ちゃんも新も急ごう!」
私達は学校まで走って行った。


