「おはよちゃうわ!俺の
部屋入んな言うたやろ
何してんねん!!
とりあえず何で裸
やねん!」
はっ?マヂぼけ?
何も覚えてないん?
「はっ?何が?」
もーええわ
服持って自分の部屋に
行った
又泣いた
最低やなホストって
本間に最低やわ…
何事?やる事やって
何してんねんやと??
ぶざけんなや…
コンコン…
「入っていい?」
むり
「ごめん本間俺酔ってて
記憶ないねんだから
話して欲しい」
だから全部話してやった
あんなんしといて
あんなんゆうて今さら
なんなん
一人で浮かれて沙羅の
彼女になった気分に
なって幸せやって思って
ウチあほやったわ…
ホストなんて口だけ
酔った勢いで女抱いて
俺だけ見ろゆうて
言い訳が酔ってたやもんな
最低やわ
って言ったら
沙羅が部屋入ってきた
「そんな最低な男嫌いか?
俺は初めてお前に会った
ときご飯誘ったよな
それは何かお前と居りたかった
理由は分からんけど…
お前が俺を初めて頼って
来たとき嬉しかった
お前は俺の客みたいな
汚れてない
純粋な目をしてて
きっと好きな人としか
sexもしないような
純粋な女やと思った
だからそんなお前と住む
事と決めたし
ただの同居人なんか言う
たけど天の邪鬼やし
何か仕事の事を理解して
くれやんお前にはらたった
俺の事探らんといて
言うたんはお前に嫌われ
たら嫌やし俺はお前と
違って汚れてるし
好きぢゃない客にも好き
って平気で言える男やし
嫌われたくなかっただけ」
だから何が言いたいん?
全然意味わからんわっ…
「お前がいいなら俺の女
になって…家の事も理解
してるつもりやし
俺をいつでも頼って
欲しいし
ホストやけどチャラい
職業かもしやんけど
お前が俺でいいなら俺は
お前の一番大切な人になりたい」
幸せにしてくれる?
「絶対する」
沙羅くん大好き…
「俺も娃舞大好きやで…」
ぎゅってしてくれた
寒い11月やのに抱きしめ
られて暖かかった…
あっ!ヤバい!仕事行かな!
「はっ?今夜の10時やで?
こんな時間から何の
仕事やねん!」
アパレルって言ったやろ
って言って携帯探した
携帯みたら、たっくん
から着信がいっぱい
あった
すぐに電話かけて
一時間後に迎えにきて
もらう事になった
