彼女の本能



――――――…
―――――…
――――…





逢「体…平気?」


わたしは逢ニくんの肩にもたれながらうなずいてみせた




――幸せ…ずっとこーしてたい…








逢「ね 棗
俺お前にあげたいもんがあるんだ
確か机に…」




あげたいもの…?




棗「なになに?」





わたしが考えている間逢ニくんは机の中をあさりだした









しばらくして見付かったのか
1枚の紙をとりだした




逢「………これ」






―――これって…
もしかして