本当の気持ち










はぁはぁはぁ…
疲れた。
どのくらい走ったんだろう。
もうすぐ龍の家につく。
心臓がバクバク音をたてる。
緊張しているのだろうけど、走ったせいにして知らんぷりした。
緊張してると思うと余計緊張するからだ。
龍の家の前で大きく深呼吸。
吸って〜はいて〜吸って〜はいて〜
繰り返し深呼吸をした。
髪型をチェックし、インターフォンを鳴らす。
そこから聞こえる1ヶ月ぶりの声。
「大倉っ!!」
「急にごめんねー。」
「いや…
ちょっと待ってて。」
声だけでも、あきらかに驚き動揺してるのがわかる。
あたりまえだよね。
元カノがいきなり家に来たんだから。