以心伝心にした理由は

大ちゃんの一言から。

「わかってる」って以心伝心でしょ?

本当は絆にしよーかな?って

思ったんだけど、うちらのは

絆なんてレベルじゃない。

以心伝心、まさにそれ。

だってグループ招待してすぐに

みんなが入ったってことは、

みんなケータイみてたんでしょ?

本当にタイミングばっちり。

さすが幼なじみだね。

そんなこんなで何とかばれずに

授業終了。

「授業中にグループつくんなよ!」

「えへ♡ごめーん。」

そう大ちゃんに言われたから、

おどけてみせた。

「まぁ、いーや。ナイスだったし。

美久のとこいくぞ?」

「うんっ!!」

そう言いながら大ちゃんの後ろを

テケテケと歩く。

美久は教室の外にいた。

「さーちゃん♡ないすっ♡」

「やっぱり?笑」

「う~んっ♡」

またまた抱きしめあった。

「いくぞ」

大ちゃんは呆れながらうちらをよぶ。

近くのクレープ屋さんで

大ちゃんと美久とクレープをたべる。

大ちゃんのおごりで。

「大ちゃんありがとー!」

ほぼ無理矢理だけど。わら