「月島の懐柔作戦?」
「はい…。」
俺は部長に頼んで出社の時間を一時間程早めてもらった。
そのせいか、今日の髪と服はダメダメだ。
もともとダサかったけど。
「月島はな~…うーん、できないこともないんだけど…。」
「本当ですか!?」
「まぁ…。」
多少煮え切らない様だが、弱点があるならそこを打つべし!
「で、それは!?」
「名付けて…『隣の芝は本当に青い』!!!」
は?何いってんの、この人。
自分でいっときながらちょっと恥ずかしそうにするな!
「で、どういう作戦なんですか?」
「まぁ普通にごり押し殺法だよ。お前が月島を説得する。と、同時にわざとあいつの目の前で会議やら何やらをする。するとあいつは羨ましがって自分から仲間にはいってくるわけだ。渋々お前の説得に応じた、という体で。」
そんな喧嘩した小学生みたいな。
はたして月島さんに通じるのか…?
「あいつ、昔団体スポーツ…まぁ、ラグビーなんだけど、してたんだよ。だからチーム内の和を乱す奴ってのは基本的に嫌いなんだ。栄が佐藤を何とかしてくれるらしいし、逆にあいつをチームの和を乱す奴にするってわけだ。」
「なるほど…。」
さすが部長、ちゃんと考えてたんだ。
「あいつも頑固だけどさ、仕事自体は嫌いじゃねーんだよ。やりたくないはずなんてないんだ。そこをうまくついてやってくれ。頼りにしてるぜ?」
プ、プレッシャー…。
しかし、この結城椋にできないことなんてない。
必ずこの企画、通してみせる!
打倒!月島怜司!
「はい…。」
俺は部長に頼んで出社の時間を一時間程早めてもらった。
そのせいか、今日の髪と服はダメダメだ。
もともとダサかったけど。
「月島はな~…うーん、できないこともないんだけど…。」
「本当ですか!?」
「まぁ…。」
多少煮え切らない様だが、弱点があるならそこを打つべし!
「で、それは!?」
「名付けて…『隣の芝は本当に青い』!!!」
は?何いってんの、この人。
自分でいっときながらちょっと恥ずかしそうにするな!
「で、どういう作戦なんですか?」
「まぁ普通にごり押し殺法だよ。お前が月島を説得する。と、同時にわざとあいつの目の前で会議やら何やらをする。するとあいつは羨ましがって自分から仲間にはいってくるわけだ。渋々お前の説得に応じた、という体で。」
そんな喧嘩した小学生みたいな。
はたして月島さんに通じるのか…?
「あいつ、昔団体スポーツ…まぁ、ラグビーなんだけど、してたんだよ。だからチーム内の和を乱す奴ってのは基本的に嫌いなんだ。栄が佐藤を何とかしてくれるらしいし、逆にあいつをチームの和を乱す奴にするってわけだ。」
「なるほど…。」
さすが部長、ちゃんと考えてたんだ。
「あいつも頑固だけどさ、仕事自体は嫌いじゃねーんだよ。やりたくないはずなんてないんだ。そこをうまくついてやってくれ。頼りにしてるぜ?」
プ、プレッシャー…。
しかし、この結城椋にできないことなんてない。
必ずこの企画、通してみせる!
打倒!月島怜司!
