化学で電子で不思議な彼女

修也side

教室に戻る道を歩いていると途中の階段で急に殴られていた場所がズキンズキンとひどく痛み出した。

「……っ…は…。」

階段の途中で座り込む。

「…っ…うっ…。」

口からは無意識に低いうめき声が上がる。

やっぱ…さすがに、キツい。

その時、遠くから誰かの足音が聞こえてきた。

こんな姿見られたくなくて、立ち上がろうとしたけど体が全然動かない。

「…っ…。」

だんだん近づいてくる足音。

その足音がすぐそこまで来た時、ゆっくりと階段の上を見ると、そこには沢嶋が立っていた。

沢嶋は俺の方を見て大きく目を見開いている。

「かわ…む…ら…!?」

最悪。

よりによってこんな時に沢嶋と会うとか。