化学で電子で不思議な彼女

すると電話口から数人の爆笑が聞こえてきました。

「おい!!!聞いたかよ!川村に、ダチだとよ!!!」

…何でそんなに笑ってるんですか?

「…お前…沢嶋だっけ?川村の隣の席の?」

「…は…い。」

うわあん早く電話終われ。

怖いよこの人。

「…はははっ…よーく覚えとくよ、沢嶋さん。おい!川村見つけたら体育館倉庫連れ込んどけ!!各自別れて川村探しに行くぞ!!」

ブツッ。

そこで電話は切れました。

…何だろう…この…嫌な寒気。

…もしかして、あの人達が…川村を殴ってる人たちだったのかな。

ガラ悪そうだったし。

あれ、なんでだろう。

さっきまであの人達のこと怖かったのに、川村のことを傷つけてる人たちかもって思ったら。

今はあの人達のこと、すごく、すごく憎い。

恐怖なんか、微塵も感じない。