化学で電子で不思議な彼女

「…うーん、勘でさそり座!!どう?当たった?」

…うん、まぁ、当たってるんだけどね。

でも絶対言ってやんねえ。

「…何かいっつも冷たいのに、時々優しいとことかなんかさそり座っぽい!」

優しい?

「いつ俺がお前に優しくした?」

「え?チャコに餌あげてたり。」

「あれはただ暇だったからであって」

「形はどーあれ優しい。動物になつかれる人良い人。」

沢嶋がまたふにゃっと笑う。

本当に、幸せそうに。

バカみたいに。

…本当に、イライラする。

馬鹿みたいにヘラヘラしやがって。

何も苦労なんてなさそうで。

…本当に、ムカつく。


けど、なぜか、本気で突き放す気にはなれなくて。

それに更にムカつく。