「あの…助けてくれてありがとうございます…?人違いなのに…すいません」



「ははは!人違いじゃないよ!ナンパはこうやって助けるのが1番かなって思ってさ!」



「ああ!なるほど…。あの、ほんとにありがとうございます」



「いやいや。ってか、俺らだいぶ時間ヤバイけど…」




え。



ホームの時計を見ると、8時20分を指していた。