そして上を向いて なるべく涙がこぼれないように… 『あ―ぁ… 本当に… 本当に… 松浦君のコト 大好きだッたのになぁ…』 と、空につぶやいた…ら ギュッ 『!?』 「俺もだよ… 俺もお前が…好き…」 松浦君に抱き締められて… 好きって… ...嘘でしょ? これは夢? 幻? だって松浦君があたしのコト… 好きって……… さっきとはまったく意味の違う"涙"が頬を伝った…