黄色のスニーカーゲーム

 ーーー駅ーーー

~~間もなく電車が……~~


「  はァ…間に合った……」

「はァはァはァはァ……」

しかしこの電車が俺たちの人生を大きく狂わせる……もちろんその時俺たちはそのことを知らない。

「よかった…はァ助かったよ和樹。」

「おう」

電車には夕方だというのに人ひとり乗ってなかった。しばらく沈黙が続いた後急に勇気が話し出した。


「俺、医者になる夢諦めようかな。」

「はぁ?なにいまさら、まだまだ時間はたくさんあんだろ。」

「それはそうなんだれどさ…俺、超頭悪いし。」

「努力は報われるんだろお前いつもそう言ってたじゃん。」

「本当は報われないのかもしれない。」

「………とにかく、まだあきらめるには早すぎる。」

「そうかな…」

「そうだよ。…なぁ…俺さ、さっきから思ってたんだけど俺らいまどこに向かってるわけ?」


外をみると夕日が嘘みたいになくなり代わりに月が綺麗にでていた。