「ただいまー。」

お帰りなさいといってくれる人はだれもいない。

「私先にシャワー浴びてくるね。」
「へーい。」

浴室に向かう途中にリビングにタオルを
忘れてきたことに気が付いた。

リビングに入ろうとすると、大悟達の声がした。

「もうすぐで2年目かー。」
「今頃雄斗何してんだろーな。」

その名前を聞いた時目の奥があつく感じた。

「俺さ、今さ、、、あいつが大好きで憎いんだよ。」
「勝手にいなくなるなんて、俺信じらんねーんだよ」

「それ以上雄斗の悪口いわないで。」

勝手に口が動いた。

「お前、、、今までの話聞いてたのか。」

私はうなずいた。

「ご、ごめん。こんな思いさせちまって。」