会長様のお気に入り。

”初めまして”で”優衣ちゃん”はないでしょ。


タカセ アオイが話しかけてきた途端、寒気がしてきた。


周りを見れば、嫉妬まみれの冷たい視線を送る女子たち。


……あぁ、そういうことか。


「優衣ちゃん、どうかした?」


「ううん。よろしくね、高瀬君。」


「”葵”って呼んでよー」


「いつかね」


そう言うと、”ぶぅーっ”と頬を膨らませる高瀬君。


普通に可愛い。


クラスの女子たちがキャーキャー喚いている。


「連絡はこれで以上です。」


気が付けばHRが終わっていた。


先生に申し訳ないことしちゃったかな。