少し経ってから男子軍がやってきた。
「ねーねー、名前教えて!」
みなみちゃんが甘えボイスで話しかけている。
男の子は端から自己紹介してくれた。
優希くん、翔くん、大知くん、空海、健くん。
茶髪の人は翔くんって言うらしい。
優希くん、空海、健くんはサッカーをずっと
やっていて大知くんはバスケ。
翔くんはダンスをやっているらしい。
習い事までイケメンだった
夕方になり少し暗くなったので先に帰ろうと思って
席をたったら空海も席をたちサッカーだから先行くー
おつかれとだけ言って私と一緒に店をでた。
「空海っサッカー頑張ってね!」
私はそう言って帰ろうとしたら空海が後ろから
手を掴んできた。
「女1人で帰らせられないよ」
「大丈夫!家近いしっ空海はサッカー行かないと!」
私が必死に断ったが空海はダーメと言って
自転車の後ろに乗りなさいと言った。
断りきれず後ろに乗ったが身長のわりに
大きな背中。横向きで座ったがドキドキして
空海を見ることが出来なかった。
空海が笑顔で言ってきた。

