私はこの言葉を言いたかったんだ。

「顔…あげて?」

空海の胸にうずくまったままだった私は
ゆっくりと顔をあげた

「俺、今までサッカーと友達しか見えてなかったんだよね、
他は興味ないってか…」


ふられた。








「でも乃愛にあったら初めての感情あったし
俺なんか…うーん…なんつーかさ、俺も好きだから!」