あれから、何日かたちクラスは和み
誰とでも仲良く話すようになった。
男女関係なく話す私は仲良くなるたびに
男子から告白されたりもする。
その告白は毎回好きな人がいるから
とだけ言って断った
「はいはーい、もおすぐクラス会があります!
今年はみんなで遊園地に行きます。班は男女混合8名ずつ」
私は今しかないと思って早速声をかけた
「くーか…「くーかぁい」
甘い声が空海を取り囲む。
クラスの女の子達が空海を誘っている
私は最近空海と話していない。
落ち込んでいると誰かの手が私の頭に触れた。
「俺とコイツと小林さんと一誠、あと四人ね?」
空海が私の頭にひじをおいてよっ!と言って
いつもの笑顔で私の顔を覗き込みながら言ったが
すぐに顔が曇った

