夏空の下をキミと駆けて

___それから、毎日朝早くこうやってティーを打っている。



もちろん、野球部みんなで。



そしていつも凛の相手をするのは
決まってあたしだ。



メンバーが奇数だったため、
誰かマネージャーがボールをあげてあげなきゃいけなかった。



そんなとき、
「ぁ、相澤。お前ソフト部やったとよな。
ならティー投げてくれんか」


と先生(監督)に言われ、今に至る。