「まじか、ははっ。
未結は昔から男に混ざって
野球してたよな。サッカーとかも」
まぁ、それもたぶん
幼いながらに凛を追いかけてたんだと
思うけど…。
「あんとき、遥樹くんと凛が、
あたしとキャッチボールしてくれん
かったら、
今あたしこがんことしよらんと思う」
野球に目覚めないで、
何かほかのことをしてたのかな。
そんなの、想像出来ない。
一球一球、相手のもとへ届くたびに
これこそ本当の
『言葉のキャッチボール』
てやつじゃない?
「未結がマネージャーしてくれたけん
みんな助かっとる。ありがとうな」
凛が投げたボールと一緒に、
あたしの胸に入ってくる。
ちょっと泣きそうになった。
でも、まだ来てなかった他の1年が
来始めていたから、
あたしたちのキャッチボールも終わった。
すごくいい時間だった。
久しぶりに凛と昔の話をして
凛のボールを受け止めて。
まだ続いてほしかったと思うくらい、
あたしにとっては特別な時間になった。
未結は昔から男に混ざって
野球してたよな。サッカーとかも」
まぁ、それもたぶん
幼いながらに凛を追いかけてたんだと
思うけど…。
「あんとき、遥樹くんと凛が、
あたしとキャッチボールしてくれん
かったら、
今あたしこがんことしよらんと思う」
野球に目覚めないで、
何かほかのことをしてたのかな。
そんなの、想像出来ない。
一球一球、相手のもとへ届くたびに
これこそ本当の
『言葉のキャッチボール』
てやつじゃない?
「未結がマネージャーしてくれたけん
みんな助かっとる。ありがとうな」
凛が投げたボールと一緒に、
あたしの胸に入ってくる。
ちょっと泣きそうになった。
でも、まだ来てなかった他の1年が
来始めていたから、
あたしたちのキャッチボールも終わった。
すごくいい時間だった。
久しぶりに凛と昔の話をして
凛のボールを受け止めて。
まだ続いてほしかったと思うくらい、
あたしにとっては特別な時間になった。
