あ、あたしも準備しないと…。
まだ2人しかいないグラウンド。
会話もなく、
ただ黙々とバットやボール、ベースを出す。
「2年生遅うない?」
なんとかこの空気を打開したかった
あたしが、なんとか思いついた言葉。
「なんか集会のあるて、
隼人さんの言いよらした」
喋りながら、あたしの持っていたベースを
さりげなく持ってくれた凛。
ぁ、ありがと。
あたしの口から出たのはその言葉は
聞こえる聞こえないかくらいの
小ちゃい声だった。
「ぇと、じゃあその集会が終わらすまで
1年だけで練習てこと?」
ベースを代わりに運んでくれた凛に
ついていきながら話を続ける。
「うん。でも他の1年も遅かな」
莉空は追試けどな、と
凛は笑っていた。
まだ2人しかいないグラウンド。
会話もなく、
ただ黙々とバットやボール、ベースを出す。
「2年生遅うない?」
なんとかこの空気を打開したかった
あたしが、なんとか思いついた言葉。
「なんか集会のあるて、
隼人さんの言いよらした」
喋りながら、あたしの持っていたベースを
さりげなく持ってくれた凛。
ぁ、ありがと。
あたしの口から出たのはその言葉は
聞こえる聞こえないかくらいの
小ちゃい声だった。
「ぇと、じゃあその集会が終わらすまで
1年だけで練習てこと?」
ベースを代わりに運んでくれた凛に
ついていきながら話を続ける。
「うん。でも他の1年も遅かな」
莉空は追試けどな、と
凛は笑っていた。
