夏空の下をキミと駆けて

「はぁ〜っ」


野球部のグラウンドへ続く
この数百mでさえ、足取りが重い。

1日中、辱めをうけて
あがらないモチベーション。

辱めっていうか…
自業自得だとは分かってるんだけどさ。


なんだか凛とも気まずい。
いや、あたしが一方的にか。


凛は普通だったしな…あの後は。


ふー。


パシッ


一発自分の頬を叩く。


だめだめ、今から部活‼


ボサッとしてられん‼