決勝戦ということもあって、
前の試合より観客が少し多かった。
1番の多崎先輩がバッターボックスに入る
いつも元気な声を出して打席を迎える。
ピッチャーが投げた1球目は
「ちょっと未結!!未結!!
起きないとやばいって!!」
…ん?なんで璃子の声が?
てか、あたし起きとるって…。
「ぁ…ほらもうあたし知らんよ…」
今大事な決勝なんやから…。
バシィッ!!
「いったぁ‼」
…へ?あれ?なんで教室?
あたし球場にいたはず…。
「新人戦優勝したとはもうずいぶん前に
お祝いしたよな?
まだ喜びが溢れとっとか?」
衝撃を感じた頭をおさえ、顔をあげる。
……。
世界史の若ハゲ…いや、若萩。
あ〜いつの間にか寝てた……。
新人戦の夢を見てたのかぁーっ。
前の試合より観客が少し多かった。
1番の多崎先輩がバッターボックスに入る
いつも元気な声を出して打席を迎える。
ピッチャーが投げた1球目は
「ちょっと未結!!未結!!
起きないとやばいって!!」
…ん?なんで璃子の声が?
てか、あたし起きとるって…。
「ぁ…ほらもうあたし知らんよ…」
今大事な決勝なんやから…。
バシィッ!!
「いったぁ‼」
…へ?あれ?なんで教室?
あたし球場にいたはず…。
「新人戦優勝したとはもうずいぶん前に
お祝いしたよな?
まだ喜びが溢れとっとか?」
衝撃を感じた頭をおさえ、顔をあげる。
……。
世界史の若ハゲ…いや、若萩。
あ〜いつの間にか寝てた……。
新人戦の夢を見てたのかぁーっ。
