夏空の下をキミと駆けて

それから、凛の家とは仲良くなり、
もちろん今でも仲良し。


お母さんどうしでも2人でよく出かけてるみたい。



「ほら未結、戻らんぎ遅刻扱いになるぞ」


いつの間にかボールを部室に片付け、
制服に着替えていた凛。

「…瞬間移動したやろ」


「…は?未結がぼっけーてしとうけんやろーもん。授業中もぼっけーてしとるもんな。未結は」


そう、ケラケラ笑いながら歩いていく凛。


あたしもそのあとを追った。