今日は、8月7日。
お兄ちゃんの誕生日。
私は、いつもより早く起きた。
だってまだお兄ちゃんに手紙書いてないから。
私は、便箋を出して書き始めた。
何て書こうかな?
これでいいかな?
うん、いいよね。
お兄ちゃんならきっと喜んでくれるよね?
私は、手紙をプレゼントの中に入れた。
お兄ちゃんを驚かせて“おめでとう”って言わなきゃ。
私は、そっと静かに部屋を出た。
あっ、お兄ちゃん発見。
「わっ」
私は、大声で言った。
「うわっ、由梨か。ビックリした」
お兄ちゃんは、驚いてた。
「お兄ちゃん、リビングで何してるの?」
私は、お兄ちゃんに聞いて見た。
「いや、何も」
お兄ちゃんが言った。
怪しい・・・・・・さては、ケーキでも探してた?
「お兄ちゃん、お誕生日おめでとう」
私は、言った。
「えっ、由梨俺の誕生日覚えててくれたのか?」
お兄ちゃんは、驚いてた。
「そりゃー、覚えてるよ。そんなに驚かなくても・・・・・」
「由梨に言われるの初めてだから嬉しくて・・・・・・」
お兄ちゃんは、そう言って泣き始めた。
お兄ちゃんたら涙もろいんだから。
たった私が“おめでとう”って言っただけなのに・・・・・・
私が今まで言わなかったら余計にだよね?
お兄ちゃん、ごめんね・・・・・・
“おめでとう”って言って欲しかったんだよね?
お兄ちゃんの誕生日。
私は、いつもより早く起きた。
だってまだお兄ちゃんに手紙書いてないから。
私は、便箋を出して書き始めた。
何て書こうかな?
これでいいかな?
うん、いいよね。
お兄ちゃんならきっと喜んでくれるよね?
私は、手紙をプレゼントの中に入れた。
お兄ちゃんを驚かせて“おめでとう”って言わなきゃ。
私は、そっと静かに部屋を出た。
あっ、お兄ちゃん発見。
「わっ」
私は、大声で言った。
「うわっ、由梨か。ビックリした」
お兄ちゃんは、驚いてた。
「お兄ちゃん、リビングで何してるの?」
私は、お兄ちゃんに聞いて見た。
「いや、何も」
お兄ちゃんが言った。
怪しい・・・・・・さては、ケーキでも探してた?
「お兄ちゃん、お誕生日おめでとう」
私は、言った。
「えっ、由梨俺の誕生日覚えててくれたのか?」
お兄ちゃんは、驚いてた。
「そりゃー、覚えてるよ。そんなに驚かなくても・・・・・」
「由梨に言われるの初めてだから嬉しくて・・・・・・」
お兄ちゃんは、そう言って泣き始めた。
お兄ちゃんたら涙もろいんだから。
たった私が“おめでとう”って言っただけなのに・・・・・・
私が今まで言わなかったら余計にだよね?
お兄ちゃん、ごめんね・・・・・・
“おめでとう”って言って欲しかったんだよね?

