「そんな事ないよ。楽しみにしてるね。あっ、お兄ちゃん来た」

私は、言った。

「由梨、雅人。仲良く話してたか?」

お兄ちゃんが言った。

お兄ちゃんなら言ってもいいよね?

「うん。お兄ちゃん。夏休み入ったら私、雅人君と2人で祭り行くんだ。行ってもいいよね?」

私は、言った。

「おお。雅人、由梨が他の男にナンパされないようにしっかりガードしとけよ。じゃないと許さないからな」

お兄ちゃんが言った。

よかった・・・・・・

雅人君と2人で行ける。

これからは、お兄ちゃんに内緒にしなくていいんだ。

私は、それが嬉しかった・・・・・・

普通の兄弟見たいに出来て・・・・・・

「ああ。じゃあ、由梨ちゃん。夏休みに入ったらちょっと借りるな」

雅人君が言った。

借りるって・・・・・・

雅人君がそんな事言ってくれるなんて嬉しい・・・・・・

「なら安心出来るな。じゃあ、由梨放課後な」

お兄ちゃんが言った。

「うん」

私は、教室に戻った。

放課後、お兄ちゃんが来た。

「じゃあ、若葉。またね」

「うん、また明日ね」

若葉が言った。

「由梨。じゃあ、ゲーセン行こうぜ」

お兄ちゃんが張り切って言った。

「うん」

私とお兄ちゃんは、帰りにゲーセンに寄った。

ゲーセンで色々した。

「プリクラ撮るよ」

「よっしゃー。由梨とプリクラ」

私とお兄ちゃんは、プリクラを撮った。