私と兄の関係

数分後―

「お兄ちゃん、お待たせ」

由梨が来た。

俺は、由梨を見た。

可愛い……

俺は、つい由梨を見とれてしまった。

茶色い髪に白い肌に小柄でワンピースにパワーストーンのネックレスにサンダル。

男が絶対に好みなタイプ。

絶対由梨、1人だとナンパされるな。

由梨、可愛いし……

「由梨、可愛い」

俺がそう言うと由梨は、「ありがとう……」と言った。

俺は、自転車を押して持って来た。

「由梨、後ろに乗って」

俺がそう言うと由梨は、「えっ、いいの? 」と言った。

当たり前だろ。

「いいに決まってるだろ」

俺がそう言うと由梨は、ちょこんと後ろに乗って来た。

俺は、そんな由梨が可愛くて仕方なかった。

「しっかり捕まっとけよ」

俺がそう言うと由梨は、しっかり俺に捕まった。

「いい所に連れてやるから楽しみに待っててな」

「いい所ってどこ?」

由梨がそう言うと俺は、「内緒」って言った。

「えー、お兄ちゃんのケチ」

由梨が」言った。

何かこうゆうのっていいな。

恋人見たいで。

恋空見たいだな。

だったら俺がヒロで由梨が美嘉だな。

合ってるな。

俺は、背高いし由梨は背低いから。

でも、俺はヒロ見たいにまだそんなに身長はない。

由梨は、美嘉とちょうど同じくらいだ。

でも、恋空見たいだ。

周りから見たら恋人に見られるかな?

もし、そうだったら嬉しいな。