私と兄の関係

「言ってるよ。雅人は、そうゆう所に鈍感だな。いや、別にモテたいって訳じゃないよって俺、全然モテてないし」

俺は、言った。

「健斗も鈍感だし。先輩とかにモテてるし、同じクラスにも健斗好きなやつ居るんだよ。名前は、言えないけど……」

俺も鈍感?

えっ、俺って意外にモテてたのか?

って同じクラスに俺の事、好きなやつ居るって本当か?

気になるなー。

「俺も鈍感なのか。えっ、俺って意外にモテてるの?」

俺がそう言うと雅人は、「モテてるよ。だって俺に紹介してとか言う人居るよ。でも、俺は勝手に教えちゃいけないと思って教えなかったけど」と言った。

「そっか。雅人、ちゃんと俺の事分かってるな」

「そんな事ないよってもう始まるんじゃない?」

雅人が言った。

「今から種目事に別れて練習を行う。今から前、言われた場所に集れ」

先生が言った。

俺と雅人は、言われた場所に集まった。

「じゃあ、今から騎馬戦の練習をする。女子と男子、別れてするから安心しろ。じゃあ、まず場所を言うな。白井、真島、近藤。白井が1番上で真島と近藤が下をするように。じゃあ、して見ろ」

俺達は、言われる通りした。

「よし、いいぞ。じゃあ、次」

先生は、言った。

数十分後―

「じゃあ、今から一応試合を行う。皆、相手のハチマキを取る事。多く取ったチームが勝ち。頑張れよ」

試合が始まった。

俺は、相手のハチマキを奪った。

よしっ、1個ゲット。

雅人と近藤に俺は、Vサインを送った。

雅人と近藤も上を向いてVサインしてくれた。

俺は、順調にハチマキを奪っていた。

その時……

ドサッ

「痛い」

和田が地面に落ちて痛そうに足を押さえていた。