「あのね、私最近ねちょっとおかしいの」
「おかしいって何が?」
若葉が首を傾げて私に聞いた。
「何かね、ちょっと手が当たっただけでドキドキするしお兄ちゃんの顔を見ればドキドキばっかするの。私は、雅人君の事が好きなのに……おかしいよね?」
私は、言った。
「ううん、全然おかしくないよ。それは、お兄ちゃんの事を男と意識し始めたからじゃないかな? だから今まで由梨は、お兄ちゃんの事をあまり男として意識してなかったよね? って事は、お兄ちゃんの事を“お兄ちゃん”としてじゃなく“男”として見てるんじゃない?」
私は、若葉の言葉に納得した。
確かに今まであまりお兄ちゃんの事を男として見てなかった。
だから私は、お兄ちゃんの事を男として見てるんだ。
でも、何でかな?
よく自分の気持ちが分からない……
私の好きな人って雅人君だよね?
それさえも分からなくなってた。
どうしたんだろう……私?
ちょっとの間で自分の気持ちが変わっていったんだ。
じゃあ、私お兄ちゃんの事好きなのかな?
「うん、若葉の言う通りだよ」
私は、素直に言った。
「やっぱりかぁ。由梨がお兄ちゃんを避けてるとしたらそうだと思った。由梨は、多分気づいてないと思うけど意識してるって事はお兄ちゃんの事が“好き”って事だよ。もちろん“男”として。由梨は、どうするの? お兄ちゃんにちゃんと自分の気持ちを伝えた方がいいよ。お兄ちゃん、きっと喜ぶと思うし」
若葉が言った。
若葉の言う通りだ。
私は、今更お兄ちゃんの事が“好き”って気づいたんだ。
本当にどうしよう……
お兄ちゃんの事、好きになったら困るのに……
だって私とお兄ちゃんは、“兄弟”だもん。
それが重たい。
でも、お兄ちゃんは私の事まだ好きかな?
不安……
私がお兄ちゃんの事、避けたしそれにあんな事したし嫌われたかな?
ちゃんとお兄ちゃんに謝ろう。
避けたことを……
でも、まだ自分の気持ちは伝えない。
「おかしいって何が?」
若葉が首を傾げて私に聞いた。
「何かね、ちょっと手が当たっただけでドキドキするしお兄ちゃんの顔を見ればドキドキばっかするの。私は、雅人君の事が好きなのに……おかしいよね?」
私は、言った。
「ううん、全然おかしくないよ。それは、お兄ちゃんの事を男と意識し始めたからじゃないかな? だから今まで由梨は、お兄ちゃんの事をあまり男として意識してなかったよね? って事は、お兄ちゃんの事を“お兄ちゃん”としてじゃなく“男”として見てるんじゃない?」
私は、若葉の言葉に納得した。
確かに今まであまりお兄ちゃんの事を男として見てなかった。
だから私は、お兄ちゃんの事を男として見てるんだ。
でも、何でかな?
よく自分の気持ちが分からない……
私の好きな人って雅人君だよね?
それさえも分からなくなってた。
どうしたんだろう……私?
ちょっとの間で自分の気持ちが変わっていったんだ。
じゃあ、私お兄ちゃんの事好きなのかな?
「うん、若葉の言う通りだよ」
私は、素直に言った。
「やっぱりかぁ。由梨がお兄ちゃんを避けてるとしたらそうだと思った。由梨は、多分気づいてないと思うけど意識してるって事はお兄ちゃんの事が“好き”って事だよ。もちろん“男”として。由梨は、どうするの? お兄ちゃんにちゃんと自分の気持ちを伝えた方がいいよ。お兄ちゃん、きっと喜ぶと思うし」
若葉が言った。
若葉の言う通りだ。
私は、今更お兄ちゃんの事が“好き”って気づいたんだ。
本当にどうしよう……
お兄ちゃんの事、好きになったら困るのに……
だって私とお兄ちゃんは、“兄弟”だもん。
それが重たい。
でも、お兄ちゃんは私の事まだ好きかな?
不安……
私がお兄ちゃんの事、避けたしそれにあんな事したし嫌われたかな?
ちゃんとお兄ちゃんに謝ろう。
避けたことを……
でも、まだ自分の気持ちは伝えない。

