「あっ、由梨。ねぇ、久しぶりにファミレス寄ろうよ」

帰り道、ファミレスを通って若葉が指を指して立ち止まった。

ファミレスかぁ。

たまには、いいかな?

でも、お金大丈夫かな?

まぁ、ジュースとか頼めばいいからいっか。

若葉と行くの久しぶりだし……

たまには、寄りたいしそれにお兄ちゃんと気まずいから……

「うん、いいよ」

私は、言った。

「じゃあ、入ろ」

私と若葉は、ファミレスに入った。

適当に席に座ってメニューを見た。

「ご注文は、決まりましたか?」

メニューを見ていたらお店の人がお水を置いて来た。

「あっ、まだです」

私がそう言うとお店の人は、「じゃあ、決まったらそこのベル押してね」と言って去った。

「ねぇ、どれにする?」

若葉が聞いて来た。

あっ、いちごパフェおいしそう。

でも、太るかな?

「ねぇ、由梨。たまには、パフェでも食べよ」

まっ、いっか。

部活もしてるし、太らないよね?

それに明日から実行委員とかで忙しいし……

「うん、そうだね。じゃあ、私いちごパフェにする。若葉は?」

「私もいちごパフェにする。じゃあ、ベル押すね」

若葉は、そう言ってベルを押した。

「ご注文は?」

「いちごパフェ2つで」

私がそう言うとお店の人は、「はい、かしこまりました。ちょっと待ってて下さいね」と言って去った。

「お待たせしました」

お店の人がいちごパフェを持って来た。

うわっ、おいしそう。