まだちゃんと篤哉の顔が 見れない。 何か…人を信じなくなったからなのかな? それからソファに座っていたら いつの間にか夜になってた ガチャ 篤哉が帰ってきた 「おかえりなさい」 「これ…」 篤哉の手には紙袋が握られている 「これは?」 「着るもの たいして洋服持ってきてないんだろ?」 「あり…ヒック…が…とぅ…」 篤哉優しすぎるよ 見ず知らずの私に こんなに優しくしてくれて はじめて人に優しくされた気がした