「だから…病気じゃねぇって」
「お願い…教えて」
「礼奈…
俺さ礼奈の事大好きだぞ。まだ大好き
別れた理由もお前を寂しがらせたく
なかったから
だから…俺の気持ち考えろよ。」
「勇太の気持ち何てわかんないよ!
好きなら一緒に居たいよ…
病気とも…一緒に戦いたいよ
勇太の事大好きなんだよぉ…」
泣き叫びながら言った。
「礼奈…」
そう言うと私を抱きしめた勇太
「お前ってバカだな」
「バカなのは知ってるよ」
今言わなくったっていいじゃん
「こんな男に惚れるとか
マジバカ!」
「そこはバカじゃないもん」
私の人生のいい選択のつもり…
ぎゅっ…
抱きしめる力が強くなった
「白血病なんだ俺」

