幼なじみは年の差7歳



――翌日。

やっぱり学校行きたくない。
休んじゃおうかな……。

でも、冬馬兄ちゃんは許してくれない。


「送ってくよ」



朝から爽やかな笑顔……そんな顔されたら、断るわけにもいかず。

私は冬馬兄ちゃんの車に乗り、学校へと向かった。



いつもと変わらない朝。
変わらない風景。


でも私たちは、変わり始める――。