男子校のお姫様

「おい、離れろ」


低い声で言ってきたのは王子だった。


「…何で王子がそんな事言うの?」


負けじと湊人も低い声で言い返す。


「えっ、と…」


ギューとさっきより強く抱きしめてきた湊人。


「まぁまぁ。落ち着いて落ち着いて」


優牙が宥めるように言ってきた。


「明日本番なんだから、今日はもう寝よう」