あなたを好きにはなりたくないです…


あ…あたし人の事言えないじゃん‼

「ぷっ…あははははっ‼なにそれ‼サボるのダメならなんでここにいるんだよ…はぁ〜やべぇ…腹いてぇ…」

とお腹を抑えながら笑う和泉 大士…
とても楽しそうで…すごく綺麗で鼓動が速くなるのを感じた。

え⁇あたしドキドキしてる…の⁇

い…やだ…この人を…好きになりたくない‼

あたしはこの場から逃げようとドアに向かった。

こわい…この人と一緒だと…自分がおかしくなる…

その時あたしの腕が後ろに引かれた。