あなたを好きにはなりたくないです…


「失礼します。岩瀬先生いますか⁇」

俺は成績もいいし先生達からはかなり信頼されてる。だから職員室では岩瀬って呼ぶんだ。


「やっぱり来たねぇ、大士君。」

いわっちゃんは俺がくることが分かってたらしい。

「今日ずっと目で追ってたもんね⁇あの子は多分屋上にいるょっ。早く行かないと帰っちゃっうかもょ⁇」

どうやらいわっちゃんにはバレバレみたいだ。
「ありがとうございました。失礼しました。」

そう言って屋上へ向かって走りだした。