朝起きた時も抱きしめられていて、ドキドキしたけど、大士はあたしにそっとキスをして、リビングへ向かった。 ちょっと寂しいと思うのはおかしいのかな… なんて思ってるとリビングから 「甘奈朝飯どうする⁇」 と甘くて低い声が聞こえた。 彼はあたしと二人の時は素で話してくれる。だからあたしも話しやすい。 「んーとねぇ、大士と食べる‼」 と返したら 「あいよ」と答えてくれた。